Have a Vest Choice!
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○○の選び方

司法書士の仕事は実に多岐にわたります。不動産登記、商業登記、企業法務に裁判業務、成年後見に債務整理などが主な仕事ですが、法的な書類作成は全般的に請け負っている職業です。以前は司法書士に仕事を依頼するとなると、不動産会社や金融会社と提携している指定の事務所に依頼することが一般的でしたが、昨今では消費者が自分で目的と好みに合った司法書士を選ぶことも珍しくなくなりました。しかし問題は「どう選ぶか」です。法律関係の仕事というと、わからないことの方が多いので自分では選べないと思いがちです。しかし司法書士に頼む仕事はどれも重要なものばかり。納得のいかない司法書士に依頼するには不安の方が大きいはずです。そこで以下では司法書士に仕事を頼む際に、見るべきポイント・考えるべきポイントを紹介しておきます。

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●大前提は実績!

出典:www.lifehacker.jp

全てに先立つものはとにかく実績・能力です。たとえどんなにその司法書士の人柄がよくても、料金が破格の安さでも、自分の住んでいるマンションの一階に事務所があるなんてアクセスの良さでも、司法書士としての経験が浅ければ信頼度はどうしても低くならざるを得ません。しかし、「司法書士の実績なんてどうやって見ればいいの?」という人がほとんどだと思います。 ポイントは以下の2点です。

・自分が依頼したい内容の実績を持っているか

司法書士事務所のホームページを見ると「800件の豊富な実績」「6500件の相談実績!」「合計2万件の相談実績と経験をもとに云々」といった文言がたくさん目につくと思います。しかしもし自分が債務整理の相談をしたいのに、6500件のうち50件程度しか債務整理の実績がなければ何の意味もありません。逆に800件でもそのうち500件が債務整理の案件であれば、その司法書士事務所は立派な債務整理専門事務所なのです。

・実績に内実は伴っているか

次に考えるべきは、その実績の内実です。司法書士の仕事には、他の仕事と同様非常に簡単な仕事も含まれています。例えば債務整理でも「任意整理」「個人再生」「自己破産」という三つの種類があり、この順番で手続きが煩雑になっていきます。自分が自己破産を考えているのに、債務整理案件500件のうち、450件が任意整理の実績だとすれば、少々心もとない実績と言わざるを得ないのです。先ほどと同じ言い方をすれば、債務整理案件実績が100件しかなくともその全てが自己破産案件である事務所の方が、自分にとっては心強い事務所だと言えるのです。

●その人と一緒に仕事ができますか?

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こうして自分の目的にあった実績を持っている事務所・司法書士を見極めたら、次に見るべきは担当司法書士の人柄です。これは純粋に「良い人そうだ」というような漠然と印象ではなく、仕事を任せられる人間かどうか、言ってみれば「その人と仕事ができるかどうか」を見るようにしましょう。そのためには以下の4点を見るようにします。

・しっかりと話を聞く

司法書士の仕事は大雑把に言えば「法律関係のトラブルの相談解決」です。処理自体の違いは案件の内容が似ていればおのずと小さくなっていきますが、クライアントにとっては唯一の相談です。そのことを理解していれば、クライアントの相談を話半分に聞いたり、相談を遮ってまで必要事項だけを聞き出そうという姿勢にはならないはずです。逆にそういう態度をとる司法書士は流れ作業で案件を処理しているので、あとで思わぬトラブルが噴出して、クライアントの迷惑になる危険もあります。

・説明が丁寧である

司法書士は専門職です。そのため一般のクライアントにはわからない言葉使いや決まりの上で仕事をしています。しかしだからと言って「説明してもわからないでしょ」「(司法書士には)当たり前だから説明は要らないか」という態度で接客されれば、クライアントは何が起きているのかわからないまま案件が進んでいくことになってしまいます。きちんと報酬を受け取っているのですから、きちんと説明するのが道理です。それを自然にできていない司法書士とは不安ばかりがつのってしまいます。

・出来ないことは出来ないと言える

これは司法書士というより、社会人の常識の問題です。できないことを出来ると言って失敗されることほど恐ろしいことはありません。仕事をするうえで常識的な「報告・連絡・相談」ができない司法書士には、相談しない方がいいでしょう。

・提案能力がある

これはどちらかといえば「あったらいい」方の能力です。特になくともクライアントがから依頼された内容だけを的確に処理してもらえればトラブルにはなりません。しかし「しっかり話を聞く」中で、クライアントの抱えている他の問題を発見し、解決の糸口を提案できる司法書士となら、はじめの案件以降も相談しやすいので、もしここまでの3つの条件を満たしていて、なおかつこの能力を持ち合わせた司法書士に出会ったら、良好な関係を築くことをおススメします。

●料金体系が明確か

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司法書士への相談にかかる料金は、印紙代などの実費+司法書士への報酬で構成されています。見積もりの時点でこの内訳が明確に提示されているかがポイントです。
  
確かに依頼によっては、途中で別の費用がかさむ可能性もあるので、見積もり時点では正確なことは言えません。しかし、その点も含めて説明をするのが道理です。  
  
例えば費用全体が10万円なら、印紙代が1万円で、報酬分が9万円、そのうち3万円がAの業務で、4万円がBの業務、残りがCの業務にかかる費用になります、という風な説明です。もし変動する可能性がある場合は、「Bの業務に関しては、Dの場合は1万円、Eの場合は2万円の別途費用が発生します」といった説明があるべきです。  
  
もしなければこちらから聞くのもアリですが、その時きちんとした説明ができない司法書士はあまりおススメは出来ません。

●アクセスがいいのも重要な要素

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鉄道にまつわる怖い話、不思議な話/

もっとも単純な理由ですが、司法書士との相談は案件によると結構な回数に上ります。そのため交通費が何千円もかかるような場所にある事務所だと、相談料以外の費用が掛かりすぎるのです。できるだけ自宅の近くの事務所を探すようにしましょう。

●おわりに

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出典:www.paylessimages.jp

司法書士を選ぶには、確かにホームページからもある程度の情報は読み取れますが、やはり最後は直接会って話してみなければわからない部分があります。重要なのは「違う」と思ったらすぐに別の事務所を検討すること。見積もりまでなら無料のところがほとんどなので、それ以上の時間と費用をかけないようにします。法律に関する重要な仕事を任せるのですから、選ぶ際は慎重になりましょう。