Have a Vest Choice!
Have a Vest Choice!

○○の選び方

一眼レフカメラで写真を撮るには、カメラ本体とレンズがあれば事足ります。でも撮影の幅を広げるには、他にも色々な機材が必要ですよね。そのうち、最もポピュラーなのが三脚だと思います。しかしこの三脚、値段や細かい機能、素材など、ラインナップが実に豊富でいざ選ぶとなると悩んでしまって決められないのではないでしょうか。ここではそんな人のために素材別の特徴や、三脚の種類と使い分けの方法、どうしても気を付けておかないといけないポイントを紹介するとともに、三脚とは切っても切れない雲台についても紹介していきます。

●材質と価格の関係

まずは材質ですが、大きく分けて二つの素材が使われます。アルミとカーボンです。

・アルミ

加工もしやすく、合金すれば強度も高くなり、しかも安価。そんな三拍子そろっている素材がアルミです。大型から小型のものまで品ぞろえも豊富で、選びやすいのが特長です。
出典:[http://item.rakuten.co.jp/nicolife/bigthree2/]

・カーボン

近年活用が進んでいるのがカーボンです。非常に硬質で加工が難しく、今までの技術で加工をすると加工賃がかかりすぎてしまい、なかなか商品化は出来ずにいたのですが、技術の進歩により可能になりました。自転車のフレームや釣竿にも使用されている素材で、アルミよりも軽くて丈夫ということで、山登りや移動の多い撮影のお供には最適です。しかし撮影時はその軽さがあだとなって、突風などでバランスを崩しやすい側面もあります。ストーンバッグなどのおもりを利用してその欠点を補うこともできます。 技術が進歩したとはいえ、まだまだ素材としては高価なものです。同じ機能のアルミ製よりも基本的には高い物だと考えてください。

●三脚のタイプと用途の関係

三脚には「卓上」「軽量・コンパクト型」「中型・大型」の3つのタイプがあります。それぞれ使い道や強みが違いますので、ここで紹介しておきます。「自分だったら三脚をこう使いたい」というイメージを思い浮かべながら読み進めていくと、自分に合ったタイプの三脚がどんなものかわかりやすくなるはずです。

・卓上

主に机の上でカメラを角度をつけて撮影するのに使うためのものです。使い道としては机の上にアクセサリーを並べて撮影したり、料理の写真を撮るなどでしょうか。鞄の中にもぽいっと放り込めるので、旅先などにも気軽に持っていけるのも強みです。コンパクトカメラのためのものだと100円均一などでも格安のものがありますが、耐久性の観点からあまりおススメしません。ましてや一眼レフで本格的に撮る場合になれば、コンパクトカメラ用のものでは絶対間に合いません。家電量販店に行って買うようにしましょう。

・軽量/コンパクト型

最も使い勝手がよく、はじめに三脚を購入する人が最も選ぶタイプのサイズです。価格帯も下は数千円からあるというお手頃さも強みですね。重量も軽いものが多く、物によっては1kgを切るものもたくさんあります。ただ数千円クラスのものだとその重量の軽さゆえに脚を広げて使うとどうしてもカメラの方が重い、頭でっかちなバランスになるので、安定性がどうしても犠牲になってしまいます。とはいえ、1万円以上の値段を出せば、安定性を改善したものも出てくるので、本格的な使用を考えているのであれば少し高めのものを購入するのをおススメします。

・中型/大型

「別に写真を撮るなんて一瞬のことなんだし、安定性なくてもいいんじゃないの」と思う人もいるかもしれません。しかし夜景や花火、星空の定点撮影などではシャッターの開放時間が長く、その間にカメラにブレがあるとまともな写真は撮れません。そういった撮影や、もとより風が強かったり、不安定な場所で撮影する場合に心強い味方になるのがこのサイズの三脚です。下手をするとカメラより高いものもたくさんありますが、それくらいこういった用途の撮影においては、三脚が重要な役割を持っていることがわかります。

●雲台を選ぶ

雲台というのは三脚のうちの頭の部分、カメラを載せて動かす部分のことを言います。安価な三脚だと基本的に雲台と脚部は一体化しているのでアレンジのしようがありませんが、ある程度の価格帯に入ると雲台と脚部を取り外して、状況に合わせて雲台を使い分けられる仕様になっています。

・2WAY(上下・左右)

このタイプの雲台は通常ビデオカメラに採用されることが多いです。というのもカメラの向きを縦にして画面を縦長にするシーンが、映像にはあまりないからです。二本のハンドルバーを利用して画面を微調整できます。

・3WAY(上下・左右・縦横)

2WAYの機能に、カメラを縦にしたり、横にしたりすることで、構図を縦長にしたり、横長にしたり、状況に応じて変えられる「縦横」機能をプラスしたものです。2WAYよりも微妙な角度の調整が可能なので、より構図操作が繊細な風景写真を撮影をする際に用いるとよいでしょう。

・自由雲台

ロックになるねじを一つ弛めるだけで文字通り縦横無尽に構図を変えられるのがこのタイプ。可動部分が球状になっているので、シームレスに動かせます。動物の撮影や、機敏な動きについていくことを要求される野鳥の撮影にピッタリです。

●三脚選びの注意点

このようにさまざまなタイプのある三脚ですが、押さえておきたいのは以下の3点です。

・「安いから」というだけで買わない

「初心者だし」「カメラの趣味が続くかもわからないし」などの理由で、安易に安価なものを買うのは危険です。安いものは安定性も低ければ、耐久性も低いものです。そのような機材で撮影をするとなると必ず「余分な」労力がかかってきます。そのような機材では続く趣味も続きません。高いければいいというわけではもちろんありませんが、一定の水準以上のものを購入しておく方が、失敗は少ないでしょう。

・自分のとりたい写真から考える

一番重要なのはこれです。「山に登って富士山をカメラに収めたい」というのなら、持ち運びに便利な軽さ重視のものがいいように思いますが、強風にも耐えうる安定性も必要です。このように何か目的が決まればそれについてくるように必要な機能が見えてきます。そこで優先順位をつけて品物を絞り込んでいくのが賢い買い物の仕方です。

・カメラの重さとの関係を考える

安定性を考えるうえではずせないのがこの視点です。望遠レンズを使いたいだとか、そもそもカメラ本体が重いのに、軽量性重視で三脚を選ぶと、ぐらぐらで撮影になりません。自分が三脚を使う時に使用するカメラとレンズの組み合わせのうち、最も重い組み合わせの重量を把握しておき、それに見合った積載重量の三脚を選ぶようにします。