Have a Vest Choice!
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○○の選び方

出典:cyclo.exblog.jp

リチウムイオンやニッケル水素、ニッカド電池など今や日常生活のあらゆるところで使われている充電池ですが、その特徴などご存知でしょうか?「とりあえず、充電池と充電器のセットを買っておけば安心。必要になったらまた適当に充電池を追加購入しとこう」と思っている方も少なくないと思いますが、この機会にしっかり充電池のことを知って賢く使い分けましょう。

充電池には種類がある

身の回りにある代表的な充電池は3種類です。
  • ニカド・・・昔からある充電池。最大で500回程度の充電に耐えられる頑丈さ安定したパワーが特徴です。ただ、使っていなくても電池が減ってしまう(自然放電)と電池が空になる前に充電をすることで、充電できる量(=使える量)が減少する現象(メモリー効果)が弱点です。

    出典:www.geocities.co.jp

  • ニッケル水素・・・ニカドの弱点を解消する目的で登場し、自然放電やメモリー効果が格段に改善されています。ニカドに比べて頑丈さとパワーは劣りますが持久力があります。

    出典:www.geocities.co.jp

  • リチウムイオン ・・・スマホやデジカメ、ノートパソコンなどで使をれ長持ち・高パワー・軽量の三拍子が揃った充電池です。他の電池に比べて少し割高(部品が高価)なのと、過充電・過放電の際に熱くなって膨張することがあります。(以前は膨張・発火・爆発というのも聞きましたが、メーカーが保護回路がつけているので安全に使えるようになりました。)

    出典:www.maxell.co.jp

今回は、従来の乾電池(マンガンやアルカリ)を充電池に置き換えることを前提にしているので、ニカドとニッケル水素を中心にしています。

代表的なメーカーの充電池

出典:momomhf.doorblog.jp

充電池といえば皆さんすぐに思い出すのがパナソニック(発売当時は三洋電機)のエネループかと思います。自然放電やメモリー効果が改善されたニッケル水素充電池で「買ってすぐ使えて、継ぎ足し充電が可能」と人気です。またメイドインジャパンというのも人気のキッカケになったようです。現在、他のメーカーも様々な充電池を販売してしますので、一部を紹介したいと思います。

  • eneloop(Panasonic):繰り返し充電に強いのが特徴で、電池容量に合わせてスタンダード・ライト・プロの三種類があり、用途に合わせて使い分けることが可能
  • Evolta(Panasonic):一回の充電で使える量が多いのが特徴で、電池容量に合わせてスタンダード・ライト・プロの三種類があり、用途に合わせて使い分けることが可能
  • サイクルエナジー(SONY):高出力でアルカリ乾電池の3倍長持ちのゴールドと、3000回の繰り返し充電が可能でアルカリ乾電池の1.5倍長持ちのシルバーの2種類で展開
  • インパルス(東芝):単3・単4に加え、充電池では珍しい6P形(9v)の充電池もラインナップ

用途に合わせて充電池を選ぶ

出典:tiiduka.blogspot.jp

乾電池にもアルカリとマンガンの2種類があり、リモコンや時計にはマンガン電池で、カメラなどにはアルカリというように使い分けをしていた方も多いと思います。充電池についても同じようにニカドとニッケル水素で使い分けすることができます。

これにはこの電池

ニカド: リモコン・掃除機・コードレス電話・電動歯ブラシ・電動工具・非常灯のバッテリーなど・・・持久力はありませんが高出力という利点を活かし電池を頻繁に交換して(常に充電しながら)使用する機器におすすめです。
ニッケル水素: ヘッドホンステレオ・電子機器・おもちゃなど・・・持久力があるので連続して使用するものにおすすめです。
丈夫で高出力が売りのニカドですが、最近はニッケル水素の進化とリチウムイオンの登場で、種類も販売数も減少傾向になっているので、電池の種類ではなく次の電池の容量で選ぶ機会の方が多くあります。

見た目が同じでも容量が違う!?

出典:kaden.watch.impress.co.jp

同じエネループやサイクルエナジーは、容量に合わせてライトとかプロ、ゴールド・シルバーのように区別して販売されています。違い容量です。今まで容量なんて気にしたことがない。または、一番大きいやつ(一番小さいやつ)を入れておけばなんとでもなるとと、思っている方も多いかもしれませんが、充電池は容量によって価格も、充電できる回数も変わってくるので、この機会にしっかり違いを覚えてもらえればと思います。見分ける部分は、充電池に表記されている「○○mAh」の数字です。○○の部分が大きければそれだけ大容量ということになります。 基本的な区分としては、大容量・中容量・小容量の3タイプです。

  • 大容量:2000mAh以上。モバイルバッテリーやデジカメ、シェーバー、ラジコンなど一定のパワーで長時間使いたいものにオススメ
  • 中容量:1000mAh-1900mAh。電子辞書やLEDタイプの懐中電灯など、それほどパワーを必要としないものにオススメ
  • 小容量:1000mAh以下。リモコンや時計など、パワーをほとんど必要としない(使いふるしの乾電池で動くような)ものにオススメ

充電池が使えない機器がある?

出典:bose.at.webry.info

時々「充電式の電池は使用しないでください」と書いてある機器があります。理由はそれぞれ違いますが例えば電圧が低い(乾電池は1.5Vに対して充電池は1.2V)ために機器が動作しなかったり、充電池から出るガスによって電気ボックス内の圧力が高くなって破損する可能もあります。他にも製品によってそれぞれ理由がありますが「充電式の電池は使用しないでください」と書いてある機器に充電池を使わないようにしましょう。

充電器にも注目!

出典:remeteor.net

ここまで充電池を見てきましたが、大切なモノがもう一つあります。それが充電器です。今度はそんな充電器を見ていきましょう。

良い充電器は考えている

充電器にも数百円で買えるようなものから、数千円するようなものまでいろいろな種類があります。この価格差にはちゃんと意味があります。
例えば、数百円で買えるものだと。コンセントからの電気を直流に変換して充電池にいつまでも供給(満充電になっても充電をし続ける)ものだったりします。反対に数千円のものなら、電池の状態に合わせて充電の方法を変えたり、電池に残っている電気を一度空にしてから充電をしてメモリー効果をリセットする機能があるもの。充電池一本ごとに状態を確認して自動で充電の制御をしたり、間違って普通の乾電池を入れてしまった時に、充電をストップしてくれるものなど、充電池をいたわり機能が付いています。

出典:digital-baka.at.webry.info

充電池の注意書きにはメーカー推奨の充電器を使用するのが望ましいとありますが、もし既に充電器を持っている場合、電池の種類が合えば(名前は違くても同じニッケル水素など)使うことができます。ただ、もし何かのトラブルが起きた時には保証対象外になることもお忘れなく。このあたりは自己責任の範囲でご使用ください。

初めて買うならセット品がおすすめ

もし、この機会に初めて充電池を購入するのであれば、各社から販売されている「充電池と充電器のセット」がオススメです。価格面ではそれほどお得感がないかもしれませんが「これは対応しているのか?ちゃんと充電できるのか?」という不安がないのが一番のメリットです。ここで迷うとなれば「充電キット」「急速充電キット」の二種類があることです。「急速充電キット」の方が少し高い価格になっていますがその違いを簡単に書くと、
  • 急速充電機:5時間以内に充電完了(実際の時間は充電器に記載)
  • 普通充電機:5時間以上かけて充電池をいたわりながらゆっくり充電
という感じになります。あまり充電しないようであれば急速充電器でなくてもいいかもしれません。

まとめ

ここまで、充電池について見てきました。いろいろな種類や容量があること。充電器はただ電池に電気を送っているわけじゃないことがわかったと思います。では、最後に充電池を選ぶときのポイントをまとめました。購入の際にはぜひ参考にしてみてください。
電池の種類
  • ニカド・・・昔からある充電池。頑丈さと安定したパワーが特徴ですが、最近では数が減少中。
  • ニッケル水素・・・充電池の主流。メーカーごとに数種類の容量のものがあり、用途に合わせて選ぶことができるようになっています。
  • リチウムイオン ・・・長持ち・高パワー・軽量の三拍子が揃った充電池ですが、高価でニッケル水素のように電池単体で販売されることはまだ少ないです。
ニッケル水素の容量
  • 2000mAh以上・・・大容量で電気を多く使う物におすすめ。
  • 1000mAh-1900mAh・・・中容量でそれほど電気は使わない物におすすめ
  • 900mAh以下・・・小容量でリモコンや時計などほとんど電気を使わないものにオススメ
充電器
  • 充電池をいたわる機能がついているものがオススメ。
  • はじめての購入ならセット品を買うと安心。

    出典:blg.cinzi.net

    今回紹介した充電池の他にも、大手のネット通販サイトオリジナルの充電池を販売していたりと、選択の幅はますます広がっています。使用用途などを考えながら賢く充電池を選ぶことで、おサイフにはもちろん地球にも優しい使い方ができます。